追善供養とは、故人の冥福を祈るために、生きている者が行う供養のことです。
父母あっての私、ご先祖様あっての私たちです。私たちの「いのち」はご先祖様から、そして父母から受け継いできているのです。
生きている人が大切な方の誕生日を祝うのと同じように、遺された家族が亡くなった方を思い出して追善の法要をつとめようと思うのは自然な姿ではないでしょうか。
追善をとおしてご先祖様に対する感謝の気持ちを持つと共に、私たち自身が改めて人生の無常に気づき、自分もやがて同じように死を迎える存在であることをはっきりと認識し、今後のより一層充実した人生の歩み方について考える場にもなることでしょう。
■自宅で行う場合
■予約(日程の打合せ)数ヶ月前
①電話、LINE等でよろしいですからお寺と相談して法事の予約をしてください。
■準備する物
①祭壇・・・飾り方は以前お配りした「追善のしおり」をご覧ください。
②お塔婆・・・年回忌によって塔婆の大きさが違います。仏具屋さんでお求めください。お申し出くだされば、お寺で用意することもできます。従来、お塔婆はその場で書いていましたが、最近では筆・硯等が用意できない家が多いので、お寺で書いたものを持って行き差し替えています。

③焼香炉・・・法要の途中で焼香をします。焼香・香炭・灰も必要です。
④お線香・ローソク・ライター・水桶・・・お墓に参るときに使います。
⑤粗供養・・・法要に参列していただいた親戚方に返礼品をお渡しする場合があります。
■お寺で行う場合
■予約(日程の打合せ)数ヶ月前
①電話、LINE等でよろしいですからお寺と相談して法事の予約をしてください。
■準備する物
②お塔婆・・・年回忌によって塔婆の大きさが違います。仏具屋さんでお求めください。お申し出くだされば、お寺で用意することもできます。


⑤お線香・ローソク・ライター・水桶・・・お墓に参るときに使います。
⑥粗供養・・・法要に参列していただいた親戚方に返礼品をお渡しする場合があります。