キイロスズメバチの巣 襲撃される

8月の下旬に確認し、シロウトでは手に負えないと放置していたキイロスズメバチの巣ですが、突然に終焉を迎えました。

異変が起きたのが、10月15日。
大量のキイロスズメバチが巣の周りに群がり、しきりに羽を震わせています。
よく見ると、右下に一回り大きなスズメバチが巣に近づいてきています。
オオスズメバチです。大きさはキイロスズメバチの倍近くあります。

翌朝に確認すると、巣の前面が大きく割れて中がむき出し状態になっており、周りを多くのオオスズメバチが飛び回り、まさに攻防が行われていました。
数的には、オオスズメバチ数十匹に対し、キイロスズメバチ数百匹という感じでしょうか。
地面を見ると、弱ったキイロスズメバチが這い回っています。中には、頭や胴体だけになった死骸も見られます。

そして17日の朝、戦いは終わったようです。
あれだけ多くいたキイロスズメバチは1匹もいなくなり、オオスズメバチだけが数匹、確認できました。残り物をあさっているのでしょうか。
そして、巣の下にはキイロスズメバチの死骸が・・・。

それでも、死骸が少ないのは巣を放棄して逃げたのでしょうか。それともオオスズメバチのエサになったのでしょうか。
弱肉強食の世界とは言え、つい数日前まで平和に暮らしていた一つの家族が、子ども(卵・幼虫・サナギ)も含めてあっという間に全滅?、そう考えるとかわいそうな気もします。
反面、巣にハチがいなくなって内心ホッとしています。
とは言え、オオスズメバチの巣も近くにあるということしょうか。山の近くなので、当分気が抜けません。

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